出口戦略について

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1週間ほど前にインデックス投資ブロガーの先輩方が出口戦略に関する記事を書いていました。

インデックス投資に投げかけられる問い

インデックス投資の出口戦略について、「インデックスファンドを積立投資して、いざ解約するときに下落していたらどうするんだ?」という内容の問いにインデックス投資ブロガーの先輩方が出口戦略について記事を書いていました。

インデックス投資の出口戦略

インデックス投資の出口戦略については、一括売却せずに少しずつ切り崩していく方法がよく語られています。

インデックス投資@川崎より引用

インデックスファンドを時期をずらして毎月購入しているのと同様、ファンドの売却時も一括ではなく、必要な分、時期をずらして売却(解約)するつもりです。… インデックス投資の出口戦略 将来のファンド売却についての考え方|インデックス投資@川崎

The Arts and Investment Studiesから引用

投資の入口(購入)の段階で平均を確保することを目指しているなら、出口(換金)の段階でも平均を目指さないと論理が一貫しません。だから、積み立てた資産を取り崩す段階になれば、やはり換金のタイミングを分散して、換金額の平均を確保できればいいはずです。つまり、定額や定率で積み上げた資産を分散して取り崩していけばいいだけです。… 入口が平均なら出口も平均でいいじゃない―インデックス投資における出口戦略批判について|The Arts and Investment Studies

私はこのことをインデックス投資を始める前からインデックス投資ブログを読み漁っていたので知っていましたし、私もそうしようと思っています。定額(定率)で売却していったとしても損益がマイナスになる可能性があることも承知しています。

そもそも問いの意味がわからない

この問いかけは「損をしたらどうするんだ!?」ということなんでしょうが、投資をしていれば損をすることがあっても驚くことではないと思います。インデックスファンドを数十年に渡ってバイ&ホールドしようが、その他の投資方法であろうが損益がプラスにもマイナスにもなります。損をするのが嫌ならば投資なんてするべきではないと思います。全資産を無リスク資産として運用したほうがいいでしょう。積極的に損をしにいくことは当然ありませんが、損をすることがあるとわかっていますし、それは仕方がないことだと思っています。未来を予知することはできないので最終的に損益がプラスでもマイナスでも結果オーライどんとこいです。

投資の損失によって心が乱れることがないように、リスク許容度の範囲で投資をして、それでも耐えられないようなら投資をやめればいいだけだと思います。別に大したことじゃないように感じます。

まあ、言うが易し行うは難しなので、初心者の私が言っても説得力はないか(笑)。