日本株式クラスとして投資している【ニッセイTOPIXインデックスファンド】のベンチマーク【TOPIX】について調べてみました。
TOPIX とは何か?
東証株価指数をアルファベット表記したものです。東証株価指数(Tokyo Stock Price Index)=TOPIX 東証1部上場の全銘柄の時価総額※1の合計を全銘柄で割って出した数字です。 【東証1部上場銘柄時価総額 ÷ 東証1部銘柄数 = TOPIX】
2016/3/18時点での東証1部上場銘柄数は、1951社です。
※1 :時価総額=「株価×発行済株数」時価なので日々の株価の変動で時価総額は変わる。
日経平均株価とTOPIXの違いは?
ニュースなどではTOPIXよりも日経平均株価のほうをよく聞く気がします。
- 日経平均株価とTOPIXの違いとは何か?
- 対象銘柄数の違い
- 日経平均株価は東証1部上場会社のうちの「225銘柄」、TOPIXは東証1部「全銘柄」です。
- 計算方式の違い
- 日経平均は「株価」だけが計算の対象であるのに対し、TOPIXは「株価」×「発行済株数」の「時価総額」方式です。
- 単位は日経平均が「円・銭」、TOPIXは「ポイント」です。
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日経平均株価の対象銘柄数は225銘柄なので東証1部全銘柄の11%ほどしかカバーできていない。(2016/3/18時点の全銘柄数1951銘柄) しかも、株価だけが計算の対象なので、値動きの大きい銘柄が入っていれば、日経平均株価の値動きは上下に激しいものとなります。ひと握りの銘柄の影響を受けやすい特徴があります。TOPIXは東証1部全銘柄の時価総額方式ですから、仮に、人気銘柄の1、2銘柄が動いたくらいでは指数全体への影響は大きくありません。 TOPIXの動きがマーケット全体の動きに近いといえます。
日経平均株価とTOPIX、どちらを選ぶか?
TOPIXよりも日経平均株価のほうがボラティリティー(変動)が大きくなる可能性が高い理由がわかりました。
TOPIXとは何かを調べて、個人的には、対象銘柄数が多くてボラティリティー(変動)が小さくなりそうなTOPIXをベンチマークとしたインデックス・ファンドのほうがいいなと思いました。