投資で損をする

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投資をしていれば損をすることもあります。ただ、具体的に投資で損をするというのは、どんな状態の時でしょう?

投資で損をする

投資をしていて損をしている状態とは、評価損益がマイナスになった時が考えられます。投資した金額が減っているので当然かもしれません。けど、これって損をしていると言えるのでしょうか?この時に利益確定をしたら損をしたということになります。逆に、利益確定をしなければ”実際に”損はしていないと考えられます。

長期投資は損を繰延べできる

長期投資をしていれば何回か大暴落に遭遇する可能性があります。大暴落で資産が半分になったとしても、そこで利益確定をしなければ”実際に”損はしていません。大暴落した時期が長期投資の途中であれば損切りなどあり得ないので、バイ&ホールドを愚直に行うことで損を繰延べすることができます。インデックス・ナンピン投資なら大暴落は絶好の買場なので最高のシチュエーションです。資産切り崩し時まで”実際に”損をすることがないのは長期投資のいいところだと思います。

結局、損をするかもしれない

長期投資は、投資期間中の損を繰延べすることができますが、資産切り崩し時に評価損益がマイナスであれば結局は損をします。未来を予測できない以上ありえることです。ただ、余裕があれば切り崩し時期をずらしたり、無リスク資産から切り崩したりと、さらに損を繰延べすることもできるかもしれません。また、定額(定率)で切り崩していけば結果的にプラスになるかもしれません。色々な着地パターンがあるだろうから考えても仕方ないか(笑)。

まとめ

長期投資では資産切り崩し時まで利益確定をしなければ損を繰延べできます。長期投資中の大暴落には鼻歌まじりでインデックス・ナンピン投資を実施していきたいと思います。資産切り崩し時(20,30年後)が大暴落に見舞われていたとしてもリスク資産の損を繰延べできるような体制ができていたらいいなぁ。お金は使わないと意味がないと言われますが、無理に使う必要もないので(出来るかどうかは別として)人生を終えるその時まで投資を続けるのも有りかな?